
眼組織に存在するルティンは黄班部や水晶体に主に存在するということがアメリカのハーバード大学の研究チームによって究明されました。黄班部とは光を捉える重要な組織です。
また水晶体はレンズの役目をしており、人が物を見るときには重要な働きをします。光がもたらす情報は人間がものを認識するために非常に重要ですが、その反面光によって眼細胞は酸化してしまうのです。
ルティンは網膜以外にも乳房や子宮頚部に多く存在しています。フリー体ルティンは体内に元々ストックされている物質ですが体内で新たに生成することが出来ません。したがって活性酸素の毒性を弱めるために利用されたルティンの不足分は外部から摂取する必要があるのです。
つまりは体内にストックされていたルティンは加齢とともに減少し、そのまま放置すると老化による様々な悪影響が出てきます。ルティンが注目されはじめたのはここ10年ほどの話です。ルティンを摂取した黄斑変性症の患者は眼病リスクが軽減されると発表されたことで網膜はく離など活性酸素が引き起こす様々な眼病にルティンが有効だとされたのです。
ルティンをはじめとするカロテノイドは脂溶性なので、脂肪分と一緒に摂取するか食後の摂取が吸収されやすくなります。目安となる1日の摂取量は大体6mg以上から10mgの間とされていますが、既に何かしらの眼病を持っている人は20mg程度の摂取が望ましいとされています。
また同じカロテノイド群とともに複合摂取するのが吸収効果も高く一番望ましいとされています。またブルーベリーやカシスに含まれるアントシアニンやビタミンA、B群やコラーゲンなどと合わせて摂取すると相乗効果でより高い効果があるとされています。