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硝子体出血の治療法

飛蚊症の自覚症状が出たため眼科受診を受けたとき、先ずは視力検査と眼底検査を受けます。眼底検査とは眼底にある網膜の状態を詳細に調べるための検査です。検査の前に目薬をさして瞳孔を開いた上で行われます。

検査後3時間はまぶしくて近くのものが見えない状態が続きますがその後自然と回復します。眼底検査の結果硝子体や網膜に異常が認められた場合に更に詳しく検査するためにOCT(光干渉断層計)と言う検査が行われます。

ただし、緊急時には眼底検査の結果すぐに手術が必要となる場合もあります。硝子体手術とは網膜症の進行をレーザー凝固法で食い止められなかった場合や既に網膜はく離を引き起こしていたり、硝子体内の出血が著しく多い場合に行われます。

手術は局所麻酔で行われます。麻酔後眼球に0.5mm程度の穴を3箇所開け、その穴から硝子体を切除するためのカッター、眼内を照らすための照明あるいは内視鏡、眼球の状態を保つための灌流液という薬剤を注入するための器具を挿入します。

こうして出血を起こしている硝子体を取り除き網膜に出来た増殖膜や網膜裂孔を治し、網膜の機能を回復させるための手術です。取り除かれた硝子体の代わりには人工の眼内レンズを挿入します。

施術に要する時間は大体1~2時間程度です。痛みはありませんが、症状によっては網膜を押さえるためにガスや空気を注入することもあります。また最近では内視鏡下で行われる日帰り手術も普及してきました。硝子体手術は硝子体出血以外にも黄班円孔、黄斑上膜、裂孔原性網膜剥離、糖尿病網膜症などの病気に対しても行われます。

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